一般的なウサギは草食系である。猫は肉食系だ。猫は時に草を口にすることもあり、好きな個体も存在するが、なぜ草を口にするかは謎に包まれている。
草食系と肉食系、一歩間違えば食う食われるの関係になりがちな両者だが、一緒に飼われているペットとなれば話は別だ。
ウサギが野菜中心、というかオンリー葉っぱの食事中、ずっと隣に寄り添っていた黒猫。「猫さんも一緒に食べようよ」と誘われたのかどうかはわからないままに、同じ皿の草を食べるフリをしているところが健気である。
一人で食べるご飯より、大好きな仲間と一緒に食べるご飯はおいしい。それは動物たちも同様なのかどうかはわからない。
この猫は本当は野菜が好きじゃないのという。だが、ウサギが食事中ずっとそばについていて、時折草を食べるふりをしている。
時折ウサギをいたわるように、その体をグルーミングしながら。
「同じ釜の飯を食う」的な「同じ皿の草を食う」なのか?
ウサギがおいしそうに食べているから、「そんなにおいしいのかな?」と試しに食べてみようとしたのかな?だがやはりこの猫は野菜嫌いのようだ。