二階堂ふみ『ストロベリーナイト・サーガ』トリックが古過ぎて幻滅

| まいじつ
二階堂ふみ『ストロベリーナイト・サーガ』トリックが古過ぎて幻滅

二階堂ふみが主演を務めるドラマ『ストロベリーナイト・サーガ』(フジテレビ系)に対し「脚本が古過ぎる」などと辛辣な意見が目立つ。5月9日放送の第5話で犯人が用いたトリックは分かりやすいと呆れられ、ドラマ最中に犯人を特定する視聴者が続出することになった。

2010年の竹内結子主演ドラマ『ストロベリーナイト』をリメークした本作。第5話は、独り暮らしの壮年男性の刺殺死体が発見されたところから始まった。手掛かりとなったのは、殺された男性が持っていた携帯電話。二つ折りタイプの〝ガラケー〟には「0456666*」と番号が打たれていた。

警察は「04」から始まる電話番号をたどって犯人を探したが、最終的に二階堂演じる姫川は、男性が携帯電話に打った番号が〝ダイイングメッセージ〟だったと推測。ガラケーで「0456666*」の数字をかな入力に置き換えた場合「わたなべ」と表示されることから、渡辺姓の人物が犯人であると考え、渡辺繁(向井恭介)に取り調べし、逮捕するに至った。

トリックが「あまりに古典的」と批判

姫川は事件解決後、菊田(亀梨和也)に「菊田の携帯を見たときにそう思って…」と、菊田が持つガラケーを手掛かりに犯人特定に至ったと明かした。菊田は自分のガラケーを手に「0456666*」を打つと「わたなべ」の文字が出ることに気付き、驚きの表情を見せた。

この日のタイトル「左から見た場合」は、前作『ストロベリーナイト』のスペシャル版(2013年)でも描かれた。ストーリーに若干の変更は加わったものの、6年前と同じくガラケーでの入力方法がカギとなったストーリー。菊田ら出演者がガラケーを手にしているのも変化はなかった。これには、

《まさかガラケー時代のテンキーカナ打ちがポイントになる話まで、今の時代にそのまんま作るとは思わなかったぜ!》
《ストロベリーナイトのトリックがあまりに古典的な気がするけど。(中略)みんなすぐ思いつかない?》
《原作が書かれたころは、あの数字の暗号(?)は斬新だったのかもしれないけど、今では定番じゃない?》

などと違和感を示す声が続出。中にはドラマ放送中に「『わたなべ』が犯人では?」と指摘する声も見られた。

ドラマの最中に〝ネタバレ〟してはストーリーが台無しだ。

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