「100均」界のヒットメーカーとして、テレビ東京系「ガイアの夜明け」にも取り上げられたKOKUBO(株式会社小久保工業所)。使いやすい日用雑貨メーカーとして、100円の枠を越えて人気を集めているKOKUBOならではのアイデアが詰まった『スタンドウォッシュタブ』を使ってみた。
■節水・時短できるけれど、邪魔だし乾きにくいというキッチン洗い桶の常識を覆す『スタンドウォッシュタブ』!
日本の「ものづくり」を担う有数のメーカーとして知られるKOKUBO(株式会社小久保工業所)。そこが100均の枠を越えて展開しているのが、キッチン用品「HAUS(ハアス)」シリーズである。
その徹底した使いやすいものづくり姿勢は、ぐんと価格が上がっても、やはり魅力的。中でもそのシリーズ第2弾となる洗い桶『スタンドウォッシュタブ』(360×220×160mm/7Lサイズ・希望小売価格 税抜1,500円・2019年5月15日発売)は、同社のアイデアと技術の結晶のように感じる。
近年洗い桶がブームになっているのは、水を溜めて洗剤とともに洗い物を浸し、汚れを浮かせてから排水することで、大幅な水コストの削減ができるから。流水ですすいでいく洗い物作業に比べて、水の使用量は激減し、水道代が節約になるからだ。さらにつけ込むことによって汚れが落としやすくなるので、時短にもなる。
記者も普段から洗い物時には洗い桶は欠かさないが、穴のないタイプだと水抜きが面倒。力も必要。さらに洗い桶自体が乾燥が必要な洗い物として最後に大きなスペースをとってしまうという弱点があった。しかも乾きにくい。