昨年6月、民泊新法の施行により自治体への届け出が必要になり、激減した民泊施設。だが、それはあくまで表向きの話。代わりに今度は無許可営業の“闇民泊”が急増しているという。
「民泊仲介サイト最大手の『Airbnb(エアービーアンドビー)』では未届け出の施設は登録できなくなりましたが、海外には無数の民泊サイトがあり、闇民泊でも登録可のところは多い。また、海外の旅行会社と直接契約し、そこの客だけを受け入れる施設もあります。摘発された闇民泊は氷山の一角で、監視が追いつかずに、事実上、野放しになっています」
闇民泊の実態をそう説明するのは、裏モノ系ジャーナリストのT氏。しかも、一部の闇民泊は旅行者の宿泊施設ではなく、別の目的で使用されているという。
「それは売春です。部屋は女性の寝泊まり用兼プレイルームで、受付担当の別の人間がメールや電話で案内するという仕組みです。多いのはアジアや中南米の女性ですが、日本人女性を働かせているところもあります。仕事の内容はアレですけど、住む場所が用意されることもあって働き手には困らないようです」(T氏)
実際に客として複数回の潜入取材を行ったT氏によると、ネットの出会い系サイトを通じて客を取るスタイルが主流とのことだ。
「ノリとしては00年代前半まで都内各地にあったマンションヘルスに似ています。ただし、プレイルームとして案内された部屋は女性の荷物があり、生活感が漂っていました。女のコの部屋で行為に及ぶ感覚になれるので、そこは利点と言えるかもしれません」(同)
ちなみに料金相場は90分1万5000円から3万円。もちろんすべて本番可能だ。
「売春は組織的に行われており、ほとんどの女性は来日早々パスポートを没収されて身動きが取れないまま働かされるそうです。監禁とまではいかなくても、軟禁に近い状態の日本人女性もいました。場所も、家族がほとんど住んでいない都心の中古マンションが多かったため、通報されるリスクが低い物件を選んでいると思われます」(同)
T氏は、闇民泊売春は摘発が難しく、「今後は裏風俗の1ジャンルとして確立されていくだろう」と語る。
「ある闇民泊売春には、万が一の時の逮捕要員である書類上の物件所有者とは別に影のオーナーがいます。暴力団などの資金源となっている可能性も考えられます」(同)
たかが売春と思いきや…。民泊の闇はかなり深い。
民泊新法が追い風に!?急増する「闇民泊売春」の実態
2019.05.18 23:00
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