視聴率がジワジワ回復の「わた定」、劇的「揺れる女心」展開に視聴者騒然!

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視聴率がジワジワ回復の「わた定」、劇的「揺れる女心」展開に視聴者騒然!

 去る5月21日に放映された、吉高由里子主演の「わたし、定時で帰ります。」(TBS系)の第6話の平均視聴率は10.3%。最低視聴率となった3話の6.5%から視聴率がジワジワと回復、ついに第2話(10.4%)以来の2ケタとなった。物語はいよいよ終盤だが、この視聴率回復の裏には何があるのか。

 6話のラストでは、吉高演じる東山結衣の現・彼氏の諏訪巧(KAT-TUNの中丸雄一)が、結衣の上司で元恋人でもある種田晃太郎(向井理)に真っ向から、「まさか、結衣のことがまだ好きとかあり得ないですよね?」という言葉を投げかける。と、種田は、間髪入れずに「今でも好きですよ」と即答。その展開にはネットが騒然。〈向井理最高すぎだなあ〉〈種田さんがカッコよすぎて、中丸君は勝ち目がなさそう〉〈まさかの種田さんと巧の三角関係。どうみても種田さんに軍配〉〈見事に返り討ちに遭う巧こと中丸くん(中略)眠れる種田を起こしちゃったね〉といった意味の反響コメントが寄せられた。そして、一方では、当然というべきか、複雑な心境の視聴者もいたのである。こんな調子である。

〈種田にはそういう気持ちがあったとしても、胸に秘めておいてほしかった…。まぁでも、お酒に酔っていたみたいだから、不可抗力だったのかな。でも、二人に与えたインパクトを考えると罪深いと思います〉〈主人公にクセがありそうなタイトルじゃなければ、もっと爆発的に視聴率伸ばせたんじゃない?〉

 業界関係者は、こうした視聴者の反応から「わた定」の数字回復の要因をこう見る。

「仕事上でのトラブルを山あり谷ありで解決していく考えさせられる場面だけではなく、恋に揺れる吉高も観たい!という需要が大きかった、ということでしょう。ドキドキワクワクするような恋愛要素を盛り込むことで、視聴者的にもより現実感・リアリティが出てくる。また、吉高は、恋愛で苦しむ女性を演じたほうが断然ハマっているし、どんな相手役の男性とも違和感なく恋愛を演じられる柔軟性も彼女の魅力のひとつ。日に日に向井扮する種田に対するネットでの熱いコメントが増加しているようですが、このドラマの原作小説も、元彼と復縁する、というような“匂わせ”で終わっています。巧と結衣は婚約を済ませ、すでに一緒に住み始めて結婚へと進んでいるが、はたしてどのような結末を迎えるのか、かなり気になるところ。今後もこの恋愛要素を下地に視聴率が上向きになる可能性は大いにあるでしょう」

 元KAT-TUNのメンバーであった田口淳之介容疑者が法律違反の薬物所持容疑で逮捕され、現KAT-TUNの一員である中丸が出演していることへの、思わぬ注目も集まっている。数字にそれほど影響するとは思えないが、ともあれ、最終回に向けて、関係者にすれば、このまま、恋愛要素を盛り上げつつ、上昇気流を持続させたいところだろう。

(島花鈴)

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