斎藤工、ファンイベントで異例の試み

| 日刊大衆
「斎藤工×LESLIEKEE SUPERフォトマガジン『JOURNEY』」(東京ニュース通信社刊)

 俳優の斎藤工(37)と世界的写真家レスリー・キー氏の20年間にわたる軌跡を全て詰め込んだ「斎藤工×LESLIEKEE SUPERフォトマガジン『JOURNEY』」が発売。これを記念したイベントが、6月2日に銀座蔦屋書店にて行われた。

 今回の発売記念イベントは、斎藤自身の発案により、来場したファン一人ひとりの前で写真集に手形を押すという異例の試み。「今までファンクラブのイベントなどでも、なるべく前例のないものというか、特殊なことができないかと試みてきたんですけど。今回、手形という手段を僕が選んだのは新鮮です、という声をいただきました」と、ファンにとっても、うれしくも驚きの企画となったようだ。

 実際の手形を前にして、斎藤の手の大きさに驚くファンも。「ちょうど写真集のサイズギリギリですね。(写真集を)手の大きさに合わせて作ったわけではなく、自然とこのサイズになったんですけど……ぴったりサイズでちょうどよかったかな」と笑顔を見せた。

 なぜ今回、手形押しという企画を選んだのか理由を聞くと、そこには斎藤らしい熱い思いが込められていた。「これだけデジタルな世の中になってきた中で、アナログな何か、サインもそうだと思うんですけど、そこに人の体温みたいなものが宿る一つの手段なんじゃないかなと。まあお相撲さんがやっているイメージがあるんですけど」と顔をほころばせながらも、 「目の前にいる人に、手のハンコで、自分なりに刻印を押していくということで、ちゃんと届けるぞ、っていう念を込めています」という言葉通り、一つ一つ丁寧に手形を押しながら、つかの間のファンとの交流の時間を楽しんだ。

 俳優としてはもちろん、モデル、映画製作、白黒写真家など、マルチな活躍を見せ、唯一無二の存在感を放つ斎藤工。

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