食品廃棄問題を根本から改善。アメリカ食品医薬品局(FDA)が食品の有効期限ラベルの統一化を推進
2019.06.05 16:30
|
カラパイア
Davizro/iStock
日本では、ほとんどの食品に、その特性に応じて「賞味期限」、「消費期限」または「製造年月日」のいずれかの年月日が記載されている。
こういった食品日付ラベルは世界中で普及しているが、アメリカの場合、表記の仕方が様々で、多くのラベルが消費者を困惑させており、毎年1,610億ドル(約17兆5,830億円)相当にのぼる食料廃棄を生み出す結果を引き起こしていることが判明した。
そこでアメリカ食品医薬品局(FDA)は、新たなガイダンスを発表した。
全ての食品日付ラベルを、「best if used by(最適な賞味期限)」というラベルに統一化することを促したのである。
・混乱が生じやすいアメリカの食品ラベル表記事情
日本の場合「賞味期限」とは、保存が効く商品に対して風味が損なわれず、美味しく食べられる期限のこと。「消費期限」とは保存が効かない食品に対して、品質が劣化せずに安全に溜められる期限のことだ。そして、製造年月日はその商品が製造された日、もしくは包装された日付を意味する。
アメリカの場合、消費期限は「Sell by」、「Expiration date」など、賞味期限の場合「best-by」、「Best if used by」、「Best before」、「Better If used by」などと、実に様々な表記の仕方をされている。
FDA(アメリカ食品医薬品局)は、これらの様々なラベル表記をめぐる混乱が、食料廃棄を増加させるという結果を引き起こしていることを伝えた。
食料廃棄の量は毎年1,610億ドル(約17兆5,830億円)相当にのぼり、これは、各家庭でおよそ20%の食料が無駄に廃棄されていることになるという。
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