わいせつ逮捕のNHKチーフプロデューサー AIも制御できなかった性癖

| 週刊実話

 「みなさまのNHK」の大物プロデューサーが、こともあろうか強制わいせつ容疑で警察に逮捕された。

 6月17日、警視庁練馬署に逮捕されたのは、同局大型企画開発センターのチーフプロデューサー・阿部博史容疑者(41)だ。

 容疑は今年2月23日午前1時半頃、練馬区の歩道上で40代女性の肩を掴んで押し倒し、身体を触るなどのわいせつ行為をしたもの。周辺の防犯カメラの映像や被害女性の証言から阿部容疑者が浮上した。

 「本人は『記憶がない』と容疑を否認していますが、NHK内部では『酒癖が悪いという話は聞いたことがない』とされており、泥酔していたわけでもなさそうです。妻子と暮らす自宅は町田市ですから、わざわざ自宅や勤務地とは関係のない場所で犯行に及び、追跡を困難にする意図が感じられます」(全国紙記者)

 それもそのはず、阿部容疑者はビッグデータやAIの専門家だったのだ。

 「大阪拳銃強奪事件や、神奈川の受刑者逃亡などの際、警察は周辺の防犯カメラの映像をかき集め、逃走経路を割り出す“リレー捜査”を行っています。これも一種のビッグデータの応用で、犯行現場と自宅などが遠ければ遠いほど、追跡が困難になりますからね」(同)

 愛知県出身の阿部容疑者は、名古屋大学大学院で「素粒子宇宙物理学」を専攻。宇宙科学研究所(JAXA)との共同開発に携わるなど、研究者として華麗な経歴を積んだ後、2004年にNHKに入局していた。

 「看板番組『NHKスペシャル』や『クローズアップ現代』などを担当し、Nスペの人気シリーズ『AIに聞いてみた どうすんのよ!? ニッポン』では、自ら出演もしていました。同番組の人工知能『AIひろし』は、司会の有働由美子が阿部の名前“ひろふみ”を“ひろし”と読み間違えたことから、マツコ・デラックスが命名した」(NHK関係者)

 NHKでは元山形放送局の記者が、3人の女性に対する強姦致傷罪で懲役21年の刑が確定したばかり。どうやら彼らは、世の女性を「みなさまのもの」と勘違いしているようだ。

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