俳優の山下智久（３４）が１０日、自身のインスタグラムを更新。９日に死去したジャニーズ事務所の代表取締役社長、ジャニー喜多川氏（本名：ジョン・ヒロム・キタガワ／享年８７）に贈ったメッセージが大きな反響を呼んでいる。
訃報から一夜明けたこの日、少年のころの写真とともに「偉大なる世界一のプロデューサーへ。溢れる愛情をありがとうございました」という書き出しで、恩師への感謝をつづった山下。少年時代の夏休み、ジャニー氏にアメリカに連れて行ってもらったといい、「初めてみた景色、人、ファッション、音楽、全てが新しくて、今でも鮮明に覚えています。毎朝僕らをプールで遊ばせてくれて、お腹が空いたらステーキ焼いてくれて、夜は色んなエンターテイメントのショーに連れて行ってくれた事、凄く楽しかった」と当時の思い出を回顧。
その際、ジャニー氏から「子供で頭が柔らかい時に沢山ホンモノを見なさい。そして、いつかポケットに手を突っ込んでただ歌ってるだけでお客さんを喜ばせられるようなスターになりなさい」と言葉をかけられたといい、「そう言って貰えた事忘れていません。まだまだ未熟だけど、もっともっと沢山の人を喜ばせる事が出来るような人になれるよう、ジャニーさんに教えてもらった事、忘れずに、より一層頑張って行きます。ずっと気付かなかったけど、子供時代に色んな世界を見せてくれた事、教えてくれた事、全てが今の僕の源です」と力強く宣言。
最後は「ジャニーさんのおかげで幸せです。まだまだ新しい世界を追い求めていきます。ゆっくり休んで下さい」と呼びかけるように優しく労いの言葉をかけ、「僕らの人生のプロデューサーが皆さんに忘れないでいてもらえるように願っています」と締めくくった。