面白い視点から古典文学や古文書を紹介する企画展示を定期的に行っている「国立公文書館」が、またまた興味深い企画展示を行っていますよ!7月から開催されているのが、企画展示「雨に詠えば―空模様の古典文学―」です。
雨は、季節や時間でさまざまに表情を変え、恵みをもたらすこともあれば、人々の生活を脅かすこともあります。古くから日本人はこの雨の変化に心を配り、時には和歌や物語に描くことで、さまざまな感情を託してきました。
ちなみに、日本にはたくさんの雨を表す言葉、雨の呼び名がありますが、一説には雨の呼び名だけで400語以上あるとも言われています。
なんと400語超あるとも言われる日本情緒あふれる「雨の呼び名」を一挙ご紹介「雨に詠えば―空模様の古典文学―」は、身近な気象現象である雨をテーマに、上代から近世までに成立したさまざまな古典文学を紹介する企画展示。いつものことながら入場は無料です!
展示資料は、例えば万葉集 巻十の、七夕の日の雨を詠んだ歌を紹介したり、源氏物語の、夏の雨の晩に光源氏らが集まり、女性の品評や思い出話を語り合う「雨夜の品定め」の場面を紹介したりと、「雨」をキーワードになかなか面白いまとめ方をした企画展示になっていそうです。