『24時間テレビ〜愛は地球を救う』(日本テレビ系)は今年、放送42回目を迎える。だが、毎年指摘されるのがマンネリ化である。メイン企画・チャリティーマラソンの内容を、ランナー直前発表、トライアスロン、駅伝と形を変えているのは、一つの工夫であろう。過去にはどういった場面で高視聴率を記録したのだろうか。
『24時間テレビ』で歴代瞬間の視聴率をたたき出したのは、2007年の第30回である。この年は『サライ』に代わる新テーマソング『勇気のカタチ 〜私を変えてくれたあなたへ〜』が誕生した年。チャリティマラソンランナーを務めたのは欽ちゃんこと萩本欽一。萩本は初期の『24時間テレビ』の司会を務めており、いわば番組OBの参戦といったところ。当時、66歳は史上最高齢だった。
距離も70キロと遠慮気味の設定であったものの、ゴール時間に間に合わないハプニングも起こった。それだけ「ガチ」だったのだろう。ゴールの瞬間の視聴率はなんと43.9%(ビデオリサーチ調べ・関東地区平均/以下同)。この年、メインパーソナリティーを務めたのはタッキー&翼だった。若者層にウケのいい「タキツバ」と、中高年にも抜群の知名度を誇る欽ちゃんのタッグが高視聴率を呼び寄せたのだ。
平均視聴率で歴代最高を記録したのは2005年の第28回。19.0%を記録したこの年のメインパーソナリティーは、当時SMAPメンバーだった草彅剛と香取慎吾だった。チャリティーマラソンランナーは『行列のできる法律相談所』(同)でユニークな存在として頭角を現していた丸山和也弁護士。挑戦時の年齢は59歳で、100キロを走破。こちらも安定のジャニーズタレントと、元気な中高年という組み合わせだった。この2つが視聴率アップのカギなのかもしれない。
実は『24時間テレビ』の平均視聴率はテレビ不況の現在も高い。セクゾことSexy Zoneが登場した2018年の第42回は15.2%、嵐の櫻井翔、KA-TUN亀梨和也、NEWS小山慶一郎が出演した一昨年2017年の第41回は18.6%と、まずまずの数字を記録している。
やはりジャニーズタレントが出ずっぱりというのは強い。その分、ジャニタレ依存が強いのも確かだろう。SMAPはすでに解散し、嵐も2020年末で活動休止に入る。マンネリ脱出に向けては「脱ジャニーズ」も求められるのかもしれない。
『24時間テレビ』歴代最高視聴率は、あの大物芸人が獲得?
2019.08.18 16:00
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