EXIT兼近の「逮捕過去」報道に垣間見える北海道警との“人情噺”

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EXIT兼近の「逮捕過去」報道に垣間見える北海道警との“人情噺”

 2017年12月に結成したお笑いコンビEXITの兼近大樹に、少女に男性客といかがわしい行為をさせていたあっせんの容疑で逮捕された過去があったことが9月5日発売の「週刊文春」に報じられた。

 同誌によると、11年11月、北海道警厚別署に逮捕されたといい、兼近の故郷・札幌市の地元記者の証言としては、兼近の直接の逮捕容疑は同年四月、札幌市の高校3年の女子生徒(当時19)に、携帯電話のサイトを通じ知り合った男性と市内のホテルでいかがわしい行為をさせた。そして現金1万5000円を受け取らせたというものだという。「当時、兼近は容疑を全面的に認め、罰金刑の有罪判決を受けています」との記者の証言を紹介している。

 同誌は、兼近本人を直撃。すると、「そうです。簡易裁判で、罰金刑十万円で出てきました」とあっさり認めたという。さらに兼近は、いつかバレることなので、所属事務所の吉本興業にも話していたが「誰にも言うな」「絶対ダメ」と口止めされていたそうだ。社会部記者が言う。

「不良グループのしのぎとしてそうした行為をしていた女の子たちが兼近を用心棒として頼り、彼女たちからお金をもらう形になった。警察の人から『(交友関係を)全員切って、東京行け』と言われたとありますが、それは、この世界から足を洗って出て行けってこと。兼近が根っからのワルではなく、環境を変えてやり直せると思ったのではないでしょうか。刑事モノの人情噺みたいだけど、このようなケースがないわけではない。兼近本人も過去が知れてホッとしているのでは。有名になれば、彼の過去をネタに悪知恵を働くヤカラもいないとは限らないですからね」(社会部記者)

 兼近が所属する吉本興業は、「未成年時代の過去」を暴いた週刊文春に対して厳重に抗議するとともに、法的措置も検討中とのこと。チャラいトークでは片付けられない展開となりそうだが…。

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