TBS『消えた天才』『クレイジージャーニー』を超える「ヤラセ爆弾」

| 日刊大衆
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 TBSが“ヤラセ問題”で揺れている。

 9月5日、TBSがバラエティ番組『消えた天才』(日曜20:00~20:54)において、今までの放送の中で、過去に複数回、映像を加工していたことを明らかにした。

 バナナマンの2人がMCを務める『消えた天才』は、トップアスリートやアーティストが、過去に彼らがまったく敵わなかったほどの実力を持ちながら、目立った活躍をすることなく姿を消した“天才”のその後を追跡するという内容で、数回の特番を経て、昨年10月よりレギュラー番組に昇格した。

 8月11日の同番組で、リトルリーグ全国大会で全打者三振の完全試合を達成した当時12歳の少年の試合映像を放送した際、映像を早回しすることで実際の投球よりも球速が速く見えるよう、映像に過剰な加工をしていたことが問題視された。

 TBSはホームページで謝罪するとともに、「映像のスピードを実際よりも2割程度速くしていました。アスリートの凄さを実際の映像で表現するという番組の根幹をなす部分を加工することは、番組としては絶対にあってはならない手法だと考えております。(中略)また過去の放送で、同様の加工が行われていなかったかどうか調査を行った結果、現時点で8月11日放送分の他に3件あったことが確認されました」と経緯を説明。

 9月10日には、10月改編説明会が行われ、合田隆信編成局長が「現在、いろいろと精査しています。調査を終了するまでは放送休止。それ以降は未定です」とコメントしている。

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