大好きなアメフトチームのTシャツを自作した少年がいじめられていることを知ったチーム、そのデザインを公式Tシャツに
2019.09.19 14:30
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カラパイア
image credit:Laura Snyder/Facebook
アメリカのフロリダ州のある少年に起こった出来事が、SNS上で人々の心を温かくしている。
大好きなアメリカンフットボールチームの応援をしようと、自作のTシャツを着て登校したにも関わらず、少年は複数の同級生にからかわれ、いじめられるという憂き目にあった。
これを知った教師が、フェイスブックでサポートを呼びかけたところ、少年の好きなチームのサポーターに次々とシェアされ、チームが知るところとなった。
チームは、少年のロゴデザインを公式Tシャツに起用するという粋な計らいを見せ、既に5万枚以上の事前注文が殺到する人気となっている。
・テネシー大学アメフトチームのロゴを自作した少年
事の起こりは、8月末のこと。フロリダ州アルタモンテスプリングスにあるアルタモンテ小学校では、好きな大学スポーツチームの色を誇示して応援する「カレッジ・カラーズデー(College Colors Day)」が行われることになった。
テネシー大学のアメリカンフットボールチームの「テネシー・ヴォランティアーズ・フットボール(University of Tennessee Volunteers 通称Vols)」の大ファンであるひとりの少年は、同チームのオレンジ色のTシャツを着てサポートしたかったが、公式グッズを持っていないことを教師のローラ・スナイダーさんに打ち明けた。
スナイダーさんは、「それなら、大ファンだということを示すために、是非自分で作ってみては?」と提案すると、少年はイベント日にオレンジ色のTシャツに、チームのロゴである“UT”の文字をペンで描いた紙を安全ピンで留めたものを着て、登校して来た。