超極貧下積み時代だった!サンドウィッチマンが“過小評価”を受けてきたワケ

| アサジョ
超極貧下積み時代だった!サンドウィッチマンが“過小評価”を受けてきたワケ

 お笑いコンビ・サンドウィッチマンが9月16日放送の「帰れマンデー見っけ隊!!SP」(テレビ朝日系)に出演し、貧乏時代の苦労やM-1優勝直後の心境などを明かしている。

「秘境路線バスに乗って飲食店を見つける旅」と題し、伊達みきおと富澤たけしを先頭に秘湯を探すべく群馬県みなかみ町を訪れた一行。旅の最中にはサンドウィッチマンの下積み時代に体験した苦労話へと話題が及び、ゲストで迎えたKing&Princeの平野紫耀が「(伊達と富澤は)10年間一緒に暮らしてたじゃないですか。もしもガールフレンドができた場合はどうしてたんですか?」と問うと、伊達は「そんな余裕なかった。お金も無いし」「だって30歳の時、財布に100円も入ってなかったもん」などと当時の極貧ぶりを回想し、富澤も「しんどかったなぁ」と振り返っている。

 また、旅に付き添ったタレントの木下優樹菜からは「(2007年のM-1で)優勝した時にはどういう気持ちでしたか?」との質問が寄せられ、富澤は「俺は『金が返せる!』って思った」と切実な想いを明かすと、伊達も「そうだな、金返せるっていうのが一番だな」と答え、M-1優勝により借金返済を叶えられることが一番の喜びだったようだ。

「今や好感度No.1のお笑いコンビとして圧倒的な人気を誇っているサンドウィッチマンですが、売れるまでには長い時間と労力を費やすことになりました。最近ではゆりやんレトリィバァや霜降り明星のようにデビューからあまり時間をかけずにブレイクする芸人も出てきていますが、それらは軒並み吉本興業所属であることが大半で、サンドウィッチマンのように“弱小プロダクション”に属している芸人は売れるまでに相当な時間と運を要します。これは2007年に漫才No.1に輝き、たしかな実力を有していた彼らが同年の決勝戦に出られずに“敗者組”に混ざっていたことが何よりの証拠でしょう。吉本が主催する吉本の大会である為、仕方のない面もありますが、審査員を務めていたオール巨人も『なぜ彼らが決勝の舞台に居なかったの?』と決勝以前のステージでの大会の評価基準に苦言を呈するような一幕もありました。いかにサンドウィッチマンが実力に見合わない過小評価を受けてきたかが分かりますね」(テレビ誌ライター)

 そうした一連の苦労や“弱小事務所”のフィルターを乗り越えたからこそサンドウィッチマンの今がある。今後も軽妙な掛け合いと作り込まれたネタで、老若男女を問わずに爆笑を生み出し続けてもらいたいところである。

(木村慎吾)

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