仕事で何か問題が起きたり、上司から嫌なことを言われたりしたときに、ふと「この仕事、向いてないのかな…」と思うことはありませんか？ 仕事が嫌になると、どうしても向き不向きを考えてしまいがちですが、「それは大切ではない」と、社員教育コンサルタントで新規開拓社代表取締役社長の朝倉千恵子さんは話します。
朝倉さんの著書「仕事で凹んだときに」（サンクチュアリ出版刊）によると、大切なのは“向いているか、向いていないか”ではなく、“前向きにトライするかどうか”なんだとか。そのためには、できない理由を探すのではなく、できる方法を考えてみましょう。そして、できるまでやり続けるかどうかも大切ですね。
また、今は自分の仕事が嫌いな人でも、仕事を好きになる方法があるそうで、「就いた仕事を好きになる方法はただ一つ。それは、毎日、毎日、がむしゃらに、その仕事を頑張ることです。頑張って成果を出して認められると、どんな仕事でも楽しくなってきます」と朝倉さん。
そういえば、仕事を一生懸命やっていなかった自分に気付いた、という人も多いかもしれません。「この仕事、やめようかな」と思ったら、もうひと踏ん張り。一生懸命、ただひたすら頑張ってみるのもいいのではないでしょうか。