仕事をしていると誰もが一度は経験する手ひどい失敗。
特に失敗が続くと「私って働くことに向いていない」などと失敗を引きずりがち。自信を喪失し、立ち直るキッカケがないまま、現状から逃げ出したいがゆえに退職が頭をちらついてしまったりします。
ですが、転職時の面接でよく聞かれる質問が「どんな失敗をし、それをどう乗り越えましたか?」であることからもわかるように、失敗は誰もがするものです。
それからどう立ち直り、どう乗り越えるのか、が、社会人として一番大事なことです。
今回は仕事で失敗をしたときの立ち直り方と、気持ちの切り替え方をご紹介します。
■仕事の失敗談は誰にでもある。気持ちの切り替えが大事
◇仕事で大失敗をして落ち込むのは普通
自分の失敗のせいで契約がうまくいかなかった、上司、同僚、後輩や取引先を怒らせてしまった、迷惑をかけてしまったのだとしたら、落ち込むのは当然のこと。失敗がつらいのもみんな一緒です。
そこからその失敗を引きずることをせず、いかに立ち直るか、教訓にできるかが、社会人として一、二を争う大事なスキルです。
失敗を反省し、学びの機会にできるかどうか、が、仕事のできるできないに直結します。
◇失敗を引きずったり、失敗が怖くなるのは問題
失敗をしたときに一番避けたいのが、それを引きずってしまうこと。
失敗がつらいからと、責任ある立場を断ったり、新しいことに取り組むのが不安になってしまっているのだとしたら、それは失敗した経験をうまく活用できていません。
失敗をしてまったく気にしないのも問題ですが、失敗を引きずり、不安な思いを抱えたまま仕事をすることも、また問題です。
■仕事で失敗したときに必ずやること
では仕事で失敗してしまったとき、どんなことをするとよいでしょうか。私からのオススメはこの4つ。
◇その1:自分を労る
手ひどい失敗をしたときほど、まずは自分を労りましょう。