自分は冗談で言ったつもりだったのに本気で相手を怒らせてしまった、冗談が通じない人がいたために場の雰囲気が和まなかった……といった経験はありませんか?
おのおのが感じる「冗談」の範囲は線引きが難しいところですよね。
今回は冗談が通じない人の特徴を解説しながら、そうした人に対する対応方法やNG話題まで解説していきたいと思います。
■冗談が通じない人の心理・特徴
それではまずは冗談が通じない人に共通する特徴をあげていきます。
◇(1)生真面目
ここでいうところの「生真面目」とは真面目とは少しニュアンスが異なり、真面目に加えて融通がきかないという性格を含むタイプのことです。
真面目な人は言われたことをストレートに受け止めます。
それは本来よいことなのですが、場の空気によってはすべてを正面から受け止めず、多少はかわすことも必要。
そうしたことができない、あるいはするべきではないという価値観になっている人には、冗談が通じないことがあるでしょう。
◇(2)心に余裕がない
誰でも忙しいときやイライラしているときなどは、一時的に心に余裕がなくなりますよね。
そうしたときに呑気に冗談を言っている人を見ると不快になってしてしまうのは、一般的な心理です。
したがってこのケースは、心に余裕がない人だけに問題があるのではなく、余裕がない相手の状態を把握できずに冗談を言ってしまう側にも問題があるといえるでしょう。
◇(3)プライドが高い
プライドが高いということは、自分に関係がある物事や事象に対する感覚が高くて鋭いということです。
それゆえ、冗談を言う側がその人個人をおとしめたり刺激をしたりするつもりで言ったわけではなくても、言われた側の自尊心は傷ついてしまうのです。