チュート徳井義実「いだてん」での熱演に「カットもったいない」の声

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チュート徳井義実「いだてん」での熱演に「カットもったいない」の声

 1億円を超える申告漏れなどが発覚し、芸能活動を自粛しているチュートリアル・徳井義実が、11月3日に放送された大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」(NHK)に登場し、話題になっている。

 NHKは前日2日に公式サイトで「10月1日に全編の収録が終了し、撮り直しができない状況にあるため、徳井さんのシーンを中心に、再編集して放送いたします」と発表し、3日放送の第41回は通常の43分から1分短縮されることが明らかになっていた。

「徳井さんは女子バレーボール日本代表監督の大松博文役という重要なポジションでしたからね。出演シーンを完全にカットしては話が成り立ちませんし、かといって今から撮影し直すこともできません。“可能な限りのカット”というのは、NHKからしてもギリギリの決断だったのでしょうね」(テレビ誌ライター)

 しかし、いざ番組が始まってみると、徳井は女子バレーボール選手を相手の練習シーンで熱血監督役を熱演。約4分間の出演であったが、お茶の間に大きなインパクトを与えたようだ。

 ネットでは「徳井の熱のこもった演技よかった」「カットされてもったいないね」「実際の大松監督に似てたよね」「これは徳井さんのはまり役だったのでは。出演シーンをカットせざるを得なくて、スタッフも悔しかったろうな」「これだけ大々的に出演シーン流すなら、1分程度わざわざカットしなくてもよかったのでは?」といった反応が起きている。

「確かに4分間にわたって徳井さんの熱演を放送したのですから、1分間のカットは意味があったのかっていう意見もわかりますが、NHKとしてはそれでもカットせざるを得なかったのでしょう。まんま放送してしまえば、『なぜ徳井を出したんだ』という批判を正面から受けなければならなくなります。ただでさえ『いだてん』は低視聴率に苦しみ、これ以上の批判は受けたくないということもあるでしょう。それだけに、たった1分でもカットする必要があったのでしょうね」(前出・テレビ誌ライター)

 視聴率的には伸び悩むものの、内容的には非常に面白いと、初回から見続けている視聴者の評判は決して悪くない「いだてん」。これ以上批判を受けることなく、最終回を迎えたいというのがスタッフ達の偽らざる心境なのかもしれない。

(石見剣)

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