街に道路が刺さっている――。どういう状況なのか、まずは下の写真をご覧いただきたい。
がちゃ(@gachaps)さんのツイートより
たしかに、街に道路が刺さっているとしか言いようがない一枚だ。目を疑いたくなってしまうような光景だ。のどかな街並みとのギャップがなんとも言えない。いったい、これはどうしてしまったというのか。
この写真についてツイッター上では、
「んん??これはどうなっているのでしょうか!?」
「刺さってますよね?????」
「え?」
と、思わぬ光景に混乱してしまっている声が多く上がっている。
一日に約7時間は通行可能がちゃ(@gachaps)さんのツイートより
もちろん、何かの異常でこうなっているわけではない。
この道路は、高知県にある「手結(てい)港可動橋」(香南市)。摩訶不思議な光景は可動橋が上がっている状態。そのため、まるで地面に刺さっているかのように見えたというわけだ。
上から見ると分かりやすい。赤い丸で囲ったのが手結港可動橋だ。
(C)Google
香南市の公式サイトによれば、長さ約32メートルの可動橋が完成したのは2002年のこと。1日に6度の通行可能時間が設けられており、合わせて日に7時間ほどは通行することができる。