ポテトも概念です。バーガーキングが世間を騒がせた「バナナは概念です」アートに便乗(フランス)
2019.12.12 14:45
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カラパイア
image credit:twitter
先日アメリカにて、約1300万円という法外な価格で物議をかもし、展示中にパフォーマーに食された「概念」バナナのアートの顛末はお伝えしたばかりだ。
そして現在、つっこみどころ多すぎのこの騒動にまつわる投稿がネットをにぎわせているが、このアートに一早く便乗した広告が反響を呼んでいる。
概念バナナを引き合いに出し、ポテトも概念、とばかりにキャンペーンに乗り出したのは、ハンバーガーチェーン大手バーガーキング・フランスである。
そしてできたのが「ポテトは概念です」アートだ。
・これってアート?物議をかもした概念バナナの顛末
先日アメリカで開催された芸術イベントにて、「コメディアン」というアートを構成していたバナナが、訪れたパフォーマンスアーティストに食べられたという衝撃的なニュースが報じられた。
マウリツィオ・カテラン氏が手がけたこの作品は当初から、普通のバナナがダクトテープで壁に貼られただけで12万ドル(約1300万円)の価値があるとんでもアートとして話題をさらっていた。
が、その作品のメインともいえるバナナが来場したパフォーマーにあっさり平らげられたことから事態は急変。
これを出展していたギャラリーは「バナナは概念だ」とコメントし、急きょ別なバナナを代わりに貼って展示を続行しかけたが、結局は中止という運びに。