L・ネヴィル著/床井雅美監訳/茂木作太郎訳『SAS英陸軍特殊部隊─世界最強のエリート部隊』

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L・ネヴィル著/床井雅美監訳/茂木作太郎訳『SAS英陸軍特殊部隊─世界最強のエリート部隊』

並木書房より『SAS英陸軍特殊部隊─世界最強のエリート部隊』 (L・ネヴィル著/床井雅美監訳/茂木作太郎訳)が刊行。13日よりアマゾンでの取り扱いが始まった。

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1980年の「ニムロッド作戦」(ロンドンのイラン大使館襲撃占拠事件)と、その2年後のフォークランド紛争の活躍で、英陸軍特殊部隊SASは世界で最も知られる特殊部隊となり、いまも各国特殊部隊のリーダー的な存在といえます。

本書は、特殊作戦部隊の世界的権威であるリー・ネヴィル氏がSAS連隊の組織とフォークランド紛争終結時から今日までの数々の特殊作戦を最新情報をもとに解説したものです。
ここには熾烈なIRA(アイルランド共和軍)との戦い、スペシャル・プロジェクト(9.11同時多発テロと7.7ロンドン同時爆破事件以降に重要性が再認識された対テロ戦)、第1次湾岸戦争、バルカン半島、西アフリカ、イラク、アフガニスタンなど各地での特殊作戦と、SASの使用する武器が章ごとに説明されています。



また、成功事例だけでなく、失策や作戦後に発生した論争についても詳述されている点で類書にはないものとなっています。さらにイラクとアフガニスタンで効果的であった「協同監視・襲撃プログラム」から生まれたSASとアメリカ統合特殊作戦コマンドとの密接な協同についても解説しています。銃器研究家として著名な床井雅美氏の監訳により内容はさらにアップデートされています。

本書には、今まで目にすることの無かった作戦中のSASをとらえた希少な写真が数多く掲載され、SASや他のイギリス特殊部隊の戦闘服や装備品、車両や小火器がフルカラーのイラストで紹介されています。
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