夜空に瞬く不可思議な光――それは宇宙人がコミュニケーションをするためのレーザーなのかもしれない。
永遠に変わらないかのように思える夜空に浮かぶ星々の姿だが、その中には不意に忽然と消えてしまったものもある。今、天文学者はその正体を解明するべく調査を進めている。
この研究には、これまでの宇宙の常識を一変させてしまうような、「新しい天体物理学」の扉を開く可能性が秘められているそうだ。
「発見が示唆するだろう範囲は、従来の天体物理学の分野から、より異端な高度技術文明の捜索にまで及ぶ」と『Astrophysical Journal』(12月12日付)に掲載された研究論文で述べられている。
・失敗した超新星か? それとも宇宙人による活動のサインか?
国際的な研究グループによるこのプロジェクトは、「Vanishing & Appearing Sources during a Century of Observations(VASCO/1世紀の観測において消失・出現したソース)」という。
そのVASCOでは、1950年代から撮影されてきた宇宙の画像データと現代の観測データを比較し、天の川から消えてしまったらしい星を探している。
「実際に消えてしまった星やどこからともなく出現した星の捜索は、貴重な発見につながるでしょう。もちろん今、私たちが知っている物理学の範疇に収まらない発見もあるでしょう」とスペイン、カナリア天体物理研究所のビアトリス・ビジャロエル氏は話す。
星の消失を示す天文台の赤外線画像。