「戦略的無能」無能なフリをすることで得られるメリットとは?【ライフハック】
2019.12.29 17:52
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カラパイア
ilkercelik/iStock
海外のビジネス関連の記事では、最近「戦略的無能(Strategic incompetence)」という言葉が良く使われている。ひょっとしたらあなたも知らず知らずのうちにこれをやっているかもしれない。
戦略的無能とはできないフリをして気の進まない仕事を避けるテクニックだ。この言葉自体は最近登場したものだが、コンセプトは大昔からある。
コピー機が紙詰まりしたとき、軽いパニックを起こしたフリをして誰かの手助けを待つ人を見たことがないだろうか。「僕が洗濯すると服が伸びちゃいそうで心配なんだ」なんて言い訳して、うまい具合に家事を避けているあなたも「戦略的無能」を使っている。
・戦略的無能=期待マネジメント
これを巧みに使いこなせば、周囲の人たちはあなたに特定の仕事を頼んでこなくなる。
なんだか、ちょっとズルいような気もするが、なんのことはない企業が顧客との関係を維持するためにやっている「期待マネジメント」の個人版に過ぎない。
顧客を満足させたいのなら、彼らが満足するようにきちんと行動すればいい。だが、それと同時に、顧客が求める満足の基準について少々考えてみることも大切だ。相手はそこまで望んでいない場合だってある。
・あなたは良い人中毒になっていないか?
ここに気をつけている人は案外少ない。人に良く思われたい、誰かに喜ばれたい、という気持ちが先走しり、その期待に応えるべく、直ぐに対処しようと衝動的な行動をとってしまうことがあるからだ。
これを作家のエリザベス・ヒルツは「良い人中毒(toxic niceness)」と呼んでいる。彼女によれば、いい人中毒は圧倒的に女性に多いそうだが、もちろん男性にだってあるだろう。
この視点から見てみると、戦略的無能は怠け者が面倒な仕事から逃げるためのズルであるとばかりは言えなくなる。
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