お嬢さん。
幸せな恋愛をゲットするための、たったひとつの冴えたやり方をご存じでしょうか?
それは「悪い男に捕まらない」こと。
いいですか?
この世には、貴女の心と身体を奪おうとする獣や悪魔がたくさんいます──いま、この画面を見ながら想像したよりもずっと。本連載では、そんな「悪い男」の手口を紹介していきます。
それをどうか心の中にファイルしてください。危ない色のファイルですが、いつか役に立つときがくるはずですから。
■本日の恋愛ブラックファイル
「こいつ、めっちゃ仲良い友達なんだよ」 「紹介しとこうと思ってさ」 「会わせたかったんだ」
わかりますか、この感じ。
この「大事な友達を紹介するよ」という感じ。
正直、めちゃくちゃ嬉しいですよね。紹介してくれるということは、堂々と付き合っているようなものですから。ザ・公認カップル。恋人だと胸を張って言えるわけです。
さらに彼の友達なだけあって、話もおもしろくて、ちょっと良い男たちだったりします。あれこれ質問されたりなんかして。「お前それは突っこみすぎだろ!」と、彼が友達と盛りあがっているのを見るだけでもドキドキします。
ああ、付き合うってこういうことなんだ。彼の世界に招待される感じ。またひとつ、彼のことがわかった気がする。こんなふうにいつまでも──。
ダウト!
お嬢さん。それが悪い男のブラック恋愛術なのですよ。
よろしいですか?
悪い男は「共犯者の友達」だけに会わせるのです。その仲間とグルになって“公認カップル感”をかもしだすために──本当は“都合の良い関係”だとしても。
■この手口を使う悪い男のタイプ
ズバリ「グループ詐欺系男子」です。
パーフェクトに執行猶予なしでもいいくらいの計画犯です。