天海祐希「トップナイフ」好調キープの要因は視聴者の“知的欲求”にミソが?

| アサジョ
天海祐希「トップナイフ」好調キープの要因は視聴者の“知的欲求”にミソが?

 天海祐希主演ドラマ「トップナイフ-天才脳外科医の条件-」(日本テレビ系)の第3話が1月25日に放送され、平均視聴率は12.9%と好成績をキープしている。

 この日放送の患者は、1年前にくも膜下出血で手術し、術後も良好だったが、最近になって“生きている”実感がなく、よって“自分は死んでいる”と思い込んでいる。これは、コタール症候群といって、右脳に損傷が起こると、側頭葉や頭頂葉が機能不全となり、現実を実感できなくなり“生”を感じることがないから“死んでいる”と思い込んでしまう症状。

 もう1人の患者は、歩行中の事故により、外傷性のくも膜下出血で入院。その後、退院するもなぜか急に関西弁になってしまったと処置後の経過入院で症状を訴えた。これは、外国語様アクセント症候群といって、外国語訛りのように聞こえる話しぶりになってしまうという珍しい医学的症状だ。

 ネット上での視聴者の反応は「このドラマ、色々な病名出てくるから面白い」「脳はまだ解明されてない事がたくさんありそう。神秘的」「脳って繊細なんだね」など、感心することしきりだ。

「医療モノの中でも、脳神経のみに焦点を当てているので、脳神経医以外の医師なら、耳慣れない病名がポンポン出てくるんです。しかも、それらを丁寧に描き説明している。脳外を目指している医学生の教材になりそうな出来です」(医療ジャーナリスト)

 視聴者の知的欲求を満たしてくれるのも楽しみの1つとなっているようだ。

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