松下奈緒「アライブ」視聴者落涙の感動回でも低迷招いた“惜しい”原因とは?

| アサジョ
松下奈緒「アライブ」視聴者落涙の感動回でも低迷招いた“惜しい”原因とは?

 松下奈緒主演ドラマ「アライブ がん専門医のカルテ」(フジテレビ系)が苦戦している。初回の平均視聴率は8.4%でスタート。第2話は7.7%と下降したものの、第3話は初回と同じ8.4%に回復した。しかし、1月30日放送の第4話は、2.3%マイナスの6.1%にまで落ち込んでしまったのだ。

 この日のストーリーは、恩田心(松下)の夫・匠(中村俊介)の葬儀後、義父の京太郎(北大路欣也)は悲しみのあまりうつ状態になり、自死まで考えてしまう。だが、心と悲しみを共有することで、前向きに生きていこうと気持ちを新たにするというもの。

 視聴者からは「北大路欣也さん、いつもの重厚な役柄ではなくて、息子を亡くした老人役 見事ですね」「お義父さん、お葬式は気丈に振る舞い、道端で泣き、自死まで考え…今週も辛かった。北大路さんの演技に涙しました」「息子を失くした父親の苦悩が痛いほど伝わり、何度も目頭が熱くなった」など、静かな感動に包まれたようだ。しかし、残念ながら視聴率にはつながらなかった。原因はどこにあったのか。

「今作は“がんのスペシャリスト”と呼ばれる腫瘍内科の心が、外科の梶山薫(木村佳乃)とともに、がんに立ち向かう姿と苦悩を描くメディカル・ヒューマン・ストーリーでした。ところが、いろいろな要素を詰め込み過ぎて主軸のはずだった“がんとの闘い”という部分が薄い。そこに不満を持つ視聴者もいるようです」(テレビ誌ライター)

 今クールは6作もの医療ドラマが放送されているため、視聴者のジャッジが厳しくなっているのかもしれない。

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