木下ほうか、苦戦中の「アライブ」で注目を集める“いい人役”の意外性

| アサジョ
木下ほうか、苦戦中の「アライブ」で注目を集める“いい人役”の意外性

 松下奈緒主演ドラマ「アライブ がん専門医のカルテ」(フジテレビ系)の第5話が2月6日に放送され、平均視聴率は7.2%だった。これまでの平均視聴率は7.6%と苦戦している。

 同作は、がんに特化した腫瘍内科を舞台に、恩田心(松下)と木村佳乃が演じる外科医・梶山薫を中心に、がんのスペシャリストの闘いがテーマ。しかし、心の夫の医療ミスをしたのが梶山という点に比重が傾き、ネット上には「このドラマに医療過誤の話いらない。もっと癌の治療だけ丁寧にドラマにしてほしかった」「なんかこっち(医療過誤)がメインになってきちゃったよね」など、とまどう声が書き込まれている。

 その中で、意外性から好感度を上げているのが、心の上司で腫瘍内科の部長・阿久津晃を演じている木下ほうかだ。

 木下といえば、「痛快TVスカッとジャパン」で演じる“イヤミ課長”やドラマ「昼顔」(ともにフジテレビ系)で嫁をいびる夫役など、ブラックな演技が「はまり役」と言われてきた役者だ。ところが今作での役どころに、ネット上では「木下さん珍しく優しい役」「ほうかさんいい先生だね」「素のほうかさんは今回の役に近いらしい」などのコメントが書き込まれているのだ。

「素の木下については、2018年に公表した骨髄ドナー経験者であることでも広く尊敬を集める人物です。ドナーになったきっかけは、急性骨髄性白血病のため05年に38歳の若さで亡くなった歌手の本田美奈子.さんだったそうです。この時も話題になりましたが、今回も木下の姿を見て改めて“血液のがん”である白血病、ひいては骨髄バンクに思いを巡らす視聴者がいるのではないでしょうか」(芸能ライター)

「趣味は献血」という木下。心優しい医師もはまり役になりそうだ。

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