俺たちの知ってるイエティ(雪男)じゃない!ネパールのイエティキャンペーンが短期で終了した理由

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俺たちの知ってるイエティ(雪男)じゃない!ネパールのイエティキャンペーンが短期で終了した理由

image credit: youtube

 ヒマラヤ山脈に生息すると言われている「イエティ(雪男)」は、全身が毛に覆われ、直立歩行するとされるUMAである。

 いるのか?いないのか?目撃情報も相次いでいるが、その正体はクマの可能性が大きいという。だが、ネパールでは有名な神話上の生物であり人気も高い。

 そのイエティをネパールの公式観光キャンペーンのマスコットにしようと、100以上の巨体イエティがデザインされたのだが、このキャンペーンは短期で終了してしまったようだ。

 なぜかって?イエティが我々が想像するイエティのイメージとはかけ離れていて、多くのネパールの人々が不満の声を寄せたからだ。

The Yeti Invasion

・イエティをマスコットに観光局がキャンペーン開始

 ネパール政府は、新たな観光キャンペーンの一環として、ヒマラヤ山脈のUMAであるイエティをマスコットに使用することを決定した。

 まずはアン・ツェリン・シェルパ氏にデザインを依頼し、2.1メートルの高さがある巨大マスコット像を作成。

 人気観光スポットや貿易センター、空港、ヒマラヤの複数のベースキャンプ場など世界各地の中心都市に配置し、ネパールを訪れる興奮を高めようという目的のキャンペーンを遂行する予定を立てた。

 しかし、像が配置されるとそれを見た人々は不満を抱いた。「俺たちの知ってるイエティじゃない!」と。

 像はイエティのイメージからはかなりかけ離れていたからだ。
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