田代まさし、初公判「不可思議なやりとり」が示す“薬断ちの意志ナシ”

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田代まさし、初公判「不可思議なやりとり」が示す“薬断ちの意志ナシ”

 2月13日、薬物使用の罪に問われた元タレントの田代まさし被告の初公判が仙台地裁で行われ、田代被告は起訴内容を認めた。

 検察側の冒頭陳述では、田代被告がリハビリ施設「ダルク」の講演会で参加者から薬物を渡された。2019年10月にイベント会場のトイレで薬物と注射器を拾い、11月6日未明に使ったのだという。また、田代被告は被告人質問で、反社会的勢力との宴会で薬物を入手し、昨年8月から使用を再開したことを明かした。

「薬物と注射器が落ちていて、拾った注射器を使うことなど考えられません。この不可思議なやり取りからも、田代被告が薬物を止める意志がないことが推察できます。検察側も『関係者との関係を維持しようとしている』と指摘しましたが、入手経路を明確に話す気がないのはそういうことでしょう。売人にとってみれば、田代被告は必ず薬物に手を出す“上得意”のお客さん。その関係を絶たない限り、いつまでも追いかけられるのではないでしょうか」(芸能ライター)

 仕事、信用、友人、家族…すべてを失ってもまだ止められない薬物の恐怖を、田代被告は身をもって世の中に示している存在になってしまった-。

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