米カリフォルニア州、第二次世界大戦時の日系人強制収容に対して公式に謝罪を表明

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米カリフォルニア州、第二次世界大戦時の日系人強制収容に対して公式に謝罪を表明

image credit:wikipedia.org

 第二次世界大戦中、かねてから反日的だった当時の大統領フランクリン・D・ルーズベルトの「安全保障の脅威になる」という口実のもと、12万人以上の日系アメリカ人がアメリカ全土に設置された強制収容所に抑留された

 収容された日系アメリカ人のほとんどは、アメリカの市民権を保有していたにも関わらず自由を奪われ、家や仕事、社会的地位を失った。

 この件について、過去にレーガン元大統領やジョージ・H・W・ブッシュ元大統領が、国を代表して日系アメリカ人に公式謝罪をしているが、今回はおよそ80年の月日を経て、史上最大規模の強制立ち退きに関わったカリフォルニア州が公式謝罪を表明した。
・12万人以上の日系アメリカ人が強制収容所に抑留

 第二次世界大戦中の1942年~1946年の4年にわたり、12万人以上のアメリカ国籍保有者を含む日系人が、全米11か所に設置された強制収容所へと抑留された。

 当時のフランクリン・D・ルーズベルト大統領は、黄色人種への差別や偏見を持っており、日系人人口が多いハワイにおける日本側の情報活動に危機感を抱いていた。
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