警察が39歳男性の自殺をツイッターで阻止 素晴らしいリプライに称賛の声

| リアルライブ
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 自殺は、現代の日本において深刻な社会問題の一つであるが、海外では、Twitterを通して警察がとある男性の自殺を阻止した。

 インド・マハーラーシュトラ州に住む39歳の男性が、自殺をほのめかすツイートをするも、警察が男性の自殺を阻止したと海外ニュースサイト『Business Standard』と『Storypick』が2月3日までに報じた。報道によると、男性は2月2日、Twitterでムンバイ警察の公式アカウント宛てに「私は自殺をしようと考えています。自殺をするとどんな罪に問われるのか教えていただけませんか? ウィキペディアやGoogleを使って調べたのですが、答えを見つけられませんでした。だからあなた方に伺いたいです」とツイートしたという。インドでは自殺未遂は犯罪と見なされ、最高1年の服役が科されていたことがあるが、現在は、犯罪から除外する方針で政府が動いているという。

 男性がツイートしてから1分後、ムンバイ警察は男性に「私たちはあなたを見守ります。DMを送って私たちに詳細を教えてください」とリプライ。男性からのリプライがなかったことから、ムンバイ警察は、最初のリプライから約1時間30分後、再び「こんにちは。小さな問題は人生にとってつきものです。小さなことで自殺をしても何の解決にもなりませんよ。私たちに、あなたに必要な支援をさせてください」とリプライした。この警察のリプライには21日午後4時半現在、167のいいねが付き、18回リツイートされている。

 男性は2度目のリプライを受けた後、警察に自宅の場所などの詳細を伝えた。その後、警察は男性の自宅を訪問し、男性を説得して自殺を止めた。男性はその場で、専門家によるカウンセリングを受けたという。
 自殺をほのめかすツイートをした翌日の2月3日、男性は自身のアカウントで「昨日は私は完全に自分を見失っていました。ごめんなさい。警察の方々には本当に感謝しています。彼らはムンバイの宝です。本当にありがとう」とツイートしている。

 このニュースが世界に広がると、ネット上では「私は彼に自殺という道は選択すべきでないとTwitterで伝えた。彼が思い留まってくれて本当によかった」「1分以内にリプライした警察は素晴らしい。

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