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世の中には、心臓が停止し死亡が確認されたにも関わらず、奇跡的に息を吹き返すという事態が稀に起こりうる。
今年2月、ウクライナで心肺停止し、死亡確認された高齢者の女性が、10時間後に生き返り周りを驚かせるという出来事が起こった。
女性は、「神のご加護があった」と話しており、現在は完全に健康状態を取り戻し元気にしているという。
У Вінницькій області "воскресла" 83-річна бабуся, якій лікарі констатували смерть
・死亡宣告された83歳の女性
2月17日の午前6時頃、ウクライナのストリザフカに住む83歳のクセニア・ディドゥフさんは、死の瀬戸際をさまよっていた。
救急隊員は、早朝から3度にわたりクセニアさんのもとへ駆け付けていたが、最初の訪問時からクセニアさんがもう長くはないことを悟っていた。
病院に連れて行ったところでなす術はないということを家族に話すと、家族も同意し、クセニアさんが旅立つ瞬間を見守っていた。
やがて、救急隊員が去ってしばらくすると、クセニアさんの呼吸が停止した。死亡確認をするため、警察と再び救急隊員がクセニアさんの自宅へ駆け付けた。
バイタルサインを確認し心電図を実施したが、クセニアさんの心臓の動きは全く見られず、救急隊員と警察がそれぞれクセニアさんの死亡を家族に宣告した。