『ジョブチューン』盛大な“ヤラセ”に呆れ声「ちゃんと番組作って」

| まいじつ
『ジョブチューン』盛大な“ヤラセ”に呆れ声「ちゃんと番組作って」

2月29日放送の『ジョブチューン アノ職業のヒミツぶっちゃけます!』(TBS系)2時間SPで、大手ハンバーガーチェーン『マクドナルド』が特集された。

番組は同社の社員5名をゲストに招き、「マクドナルドのヒミツぶっちゃけSP」と題してその裏側を特集。商品のこだわりから全国に15万人いる従業員の特徴まで、さまざまな〝ヒミツ〟を明かして出演者を驚かせていった。

ハンバーガーはもちろん、フィレオフィッシュやマックフライポテト、チキンマックナゲットの美味しさを探るべく、禁断の製造工場に潜入!知らなかった美味しさのヒミツが明らかに!
#ジョブチューン #TBS #マクドナルド #マック #ポテト #ナゲット #秘密 #潜入 pic.twitter.com/eC9OsJqqmJ

— ジョブチューン (@jobtune_TBS) February 29, 2020

他のバーガーと違い『フィレオフィッシュ』のバンズは蒸されているという秘密が明かされると、『ネプチューン』堀内健や『バナナマン』設楽統らは「なるほど!」「だからフワッとしてるんだ!」とワイプ内で驚きのリアクション。ビーフパティの原料が牛肉100%だと明かされた際も、一同は「つなぎ入れてないんだ」「へぇー…」と目を丸くし、ハンバーガーは作り置きせずオーダーを受けてから作っていると聞くと、感心した様子を示していく。

工場での加工映像を見ると、ここでも出演者たちは驚きをあらわに。その後も、「ポテトはじゃがいもを網目状のカッターで切っている」「二度揚げすることでホクホクに仕上がる」「ナゲットは天ぷらをヒントに作られた」「ジューシーさを出すために鶏皮を混ぜている」「ナゲットには4種類の形がある」など、次々と明かされるこだわりに、スタジオ一同はヒザをたたく様子を見せていった。

実は以前にもほぼ同じ内容のSPが…

明かされる秘密の連続に驚き続ける出演者たち。しかし、実は「マクドナルド」の裏側は、2016年末のスペシャルでも放送されているのだ。

「3年ほどたって一部情報はアップデートされていたものの、今回の内容は以前とほぼ同じ。ミートパティの原料も作り置きしないことも放送されていましたし、フィレオフィッシュの製造、ナゲットの天ぷら・鶏皮・形状のくだりもすべて既出です。さらに、レギュラーである土田晃之、『バナナマン』、『ネプチューン』とゲストの一部に至っては、当時の放送にも出演している。芸人たちは、あたかも初めて知ったような新鮮なリアクションを白々しく取っていたわけです」(テレビ雑誌編集者)

ネット上にも、以前の放送を覚えていた視聴者から、

《前と同じネタで「へぇ」(笑)》
《台本通りなんだから「へぇ」みたいな顔しないでほしい》
《ビックリしないでほしい ちゃんと番組作ってほしい》
《マクド前にもやってるやん》
《白々しく新鮮なリアクション取ってんのか》

などといった指摘が。前回との比較ではなく、〝新事実〟が初めて明かされたかのような進行に、違和感を隠し切れなかったようだ。

わざと知らないフリをして番組を進行するのは、広義でいえば〝ヤラセ〟に該当する行為。昨今の放送業界が神経を尖らせている点のはずだが、こんなにも堂々と放送して大丈夫だったのだろうか。

【画像】

pathdoc / Shutterstock

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