30代以上管理職女性のストレス事情と改善法

| アサジョ
30代以上管理職女性のストレス事情と改善法

 ストレスは美容・健康の大敵ですよね。食事や睡眠などに影響し、冷えや肌荒れ、便秘、太りやすさなど、さまざまな健康トラブルを招きやすくなります。とくに、仕事でキャリアを積んで管理職になった30代女性は職場や家庭で頼りにされる存在ですので、多くの人が日々のストレスを実感しているようです。

 セルパワー社が2019年11月、30代以上の管理職女性791人を対象に行った「管理職女性のストレス」に関する調査では、「日頃、イライラしたり、ストレスを感じたりする事がありますか?」という問いに9割以上が「ある」と回答したそうです。

 仕事に関してストレスを感じる主な原因を教えてください」という質問には、「人間関係」(63.7%)、「仕事の進捗やノルマ」(16.9%)、「通勤」(7.2%)、「残業」(7.2%)、「持ち帰り仕事」(3.3%)などが挙げられたそうです。

 また、「毎日自分だけの癒やしの時間を確保することはできていますか?」という質問には、7割近くの管理職女性が「はい」と回答したものの、3割以上が、毎日自分のための癒やしの時間を確保するのが難しい現状が明らかになったようです。

 同調査でストレス解消法を尋ねた結果では、「甘いものを食べたり、休憩中にスマホでゲームをしたりして気を紛らわす」、「友だちとカラオケに行き、大声で歌う」、「お酒を飲みながら好きな番組を見てストレスをリセット!」などの回答があったそう。

 これらのように、短時間でも趣味やリラックスする時間を作ることができると、日々の体調もぐっと整いやすくなりますね。この他にも、「なかなかストレスの発散方法が見つからない…!」という場合は、手軽にできる次のような方法がオススメです。

●帰りに1駅分歩く

 全身運動は血行を促進し、心身ともにリフレッシュしやすくなります。運動不足からくる体の重さも改善しやすいですよ。

●気持ちを書き出す

 イライラしたこともうれしいことも、言葉にして書き出すことでモヤモヤから解放され、気持ちがスッキリしやすくなります。

●お風呂でアロマやマッサージを楽しむ

 湯船に浸かると体温が上がり血行がよくなるため、体内のリラックスや疲労回復効果が。同時に、お気に入りの香りを楽しんだり、手足、顔をマッサージしたりすることで、疲労回復やむくみの予防・改善にも役立ちますよ。

 職場での活躍が重荷になってしまわないように、ぜひ自分に優しくする時間を作ってくださいね。

(美容・健康ライター Nao Kiyota)

ピックアップ PR 
ランキング
総合
社会