木村拓哉が忌野清志郎にこだわり続ける理由が泣けた!

| アサジョ
木村拓哉が忌野清志郎にこだわり続ける理由が泣けた!

 令和2年は、“シンガー”木村拓哉も絶好調だ。1月8日にリリースした初のソロアルバム「Go with the Flow」は、オリコン週間アルバムランキングで初登場1位を獲得。リードトラック「One and Only」はインターネット動画・GYAO!の新CMに起用され、いきものがかり・水野良樹が提供した「NEW START」はスマートフォン向けアクションRPG「白猫プロジェクト」のCMタイアップソングだ。

 同作ではほかにも、親友でアーティストの稲葉浩志(B’z)、森山直太朗、槇原敬之、LOVE PSYCHEDELICOなど、SMAP時代から交流のある面々が楽曲を提供している。その掉尾を飾るのは、「弱い僕だから(session)」。作詞作曲は、故・忌野清志郎。編曲は三宅伸治で、木村は音楽の力を借りて清志郎をよみがえらせた。

「2人は、木村の主演ドラマ『ギフト』(フジテレビ系)で初共演。撮影中のオフ時、SMAPでアルバムを作る話題になり、ソロ曲について考えていると、清志郎さんが『まだ音源にしてない曲あるけど、いる?今度、録って持ってくるね』と言ってくれて、後日本当に自分で歌ったカセットテープを持ってきてくれたそう。それが、同年にリリースされたSMAPのアルバム『SMAP 011 ス』に収録された『弱い僕だから』のルーツです」(音楽誌ライター)

 忌野は09年5月2日、58歳の若さでこの世を去った。昨年5月4日、ゆかりあるアーティストが集結したイベント「忌野清志郎 ロックン・ロール・ショー」が東京・日比谷野外音楽堂で開催されたが、木村は本編ラストで、忌野の写真がデザインされたTシャツに黒いレザージャンパー姿でサプライズ登場。満場の観客を沸かせた。

 2人が音楽を通じて距離を縮めた背景には、ある有名文化人がいた。糸井重里だ。木村とはおよそ20年前、「平成教育委員会」(フジテレビ系)での共演を機に親しくなり、釣りなど共通の趣味を楽しむ仲だ。

「木村が落ち込んでいた20代中盤、糸井さんが『聴いてみたら?』とRCサクセションの『君が僕を知ってる』という曲を勧めたんです。

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