初のソロアルバム発売に初のソロライブツアー開始と、文字通り〝独り〟精力的に活動する木村拓哉が、年内にもジャニーズ事務所の役員になるとウワサされている。滝沢秀明副社長も賛同しているとされ、いよいよ木村は事務所の幹部に仲間入りするようだ。
「滝沢氏とともにタレント部門の統括担当として取締役に就くようです。会社的には、もちろん滝沢氏が上ですがね」（ジャニーズライター）
木村は『SMAP』独立の際、中居正広の甘言にダマされ、裏切り者のレッテルを貼られたともっぱら。そんな中居は2月に独立を発表。本当の裏切り者は、やはり中居だと分かった。木村は主犯ではなかったし、滝沢氏も認めざるを得ない状況なのだという。
「2016年に『SMAP』が解散を決めたとき、木村は妻の工藤静香、そしてジュリー社長（当時は副社長）とともにハワイでバカンス中。木村が欠席中に故・ジャニー喜多川前社長と中居らの間で解散が決められたことを『週刊新潮』が報じています。ハワイで解散を知った木村は、ジュリー氏に『中居をクビにしてください』と涙で懇願。今、事務所はメリー会長が勇退、経営はジュリー氏、タレント管理は滝沢氏で進んでおり、中居には居場所などなかった。中居は大手事務所のバックアップを見つけ、独立を決めたのです」（芸能記者）
木村が応援したいのは中居よりも…中居は会見で、独立は1人で決めたことであり、稲垣吾郎ら『新しい地図』との合流はないとした。円満独立を強調し、今後、ジャニーズ事務所とは〝提携〟の関係を続けるとされる。
「4月からTBSで中居の新番組が始まります。滝沢氏も、当面、中居は利益になると踏んで提携にしたのでしょう」（前出のジャニーズライター）
だが、中居はあくまで事務所を辞める身。
「提携は別にジャニー事務所が積極的に営業をかけるものでもない。あくまで提携であって、条件が合えば中居の代理として交渉するだけ。本気で売るとも思えません」（女性誌記者）
しかも中居の提携は、そう長く続かないようだ。
「木村が役員になった途端、中居との〝提携〟は終了になるでしょう。木村は、これまで何度も中居に煮え湯を飲まされてきた。木村にとって良策は、ジュリー氏の名を借りて中居を地に落とすこと。中居も『ジュリー嫌い』で有名ですからね。木村としては、まことしやかに独立説が流れる『TOKIO』長瀬智也を応援したい意向だそうです」（同・記者）
木村に追われる中居。まさに因果応報となるのかもしれない。