ジャニーズ戦々恐々?「JO1」鮮烈デビューで激変しそうな業界勢力図

| Asagei Biz
JO1

 ついに黒船到来か。韓国のオーディション番組から生まれた11人組のメンズアイドルグループ「JO1」(ジェイオーワン)が鮮烈デビューを果たした。3月16日付のオリコン週間シングルランキングでデビューシングルの「PROTOSTAR(無限大)」が推定売上枚数32万7187枚の初登場1位となったのだ。

「昨年12月に結成された『JO1』は、韓国発ながらメンバー全員が日本人。所属事務所のLAPONE ENTERTAINMENTは吉本興業が韓国のCJ ENMという大手エンタメ企業との合弁で設立し、所在地は吉本の東京本部内となっています。その点で日本人メンバーもいる『TWICE』や日韓合同の『IZ*ONE』といった女性グループとは性格が異なり、最初から日本のメンズアイドル市場をターゲットにしていることは明らか。BTSや東方神起といった韓流メンズグループとも立ち位置が違うことから、日本国内のメンズアイドルはJO1にファンを奪われるのではないかと戦々恐々としていることでしょう」(芸能ライター)

 日本国内のメンズグループ市場はの三大勢力が棲み分けしており、残りのパイを他のグループで分け合っているという形だ。業界トップのジャニーズでは、EXILEと韓流はジャンルが異なるとして直接対決を避け、その一方で他のグループは弱小すぎるゆえに歯牙にもかけないというポジションを取り続けてきた。ところがJO1の人気爆発により、その業界勢力図が変わるかもしれないというのである。

「非ジャニーズでは、名古屋の『BOYS AND MEN』(ボイメン)とその弟分である『祭nine.』が健闘。ほかにも『超特急』や『B2TAKES』といった人気者も頑張っていますが、CDセールスに関してはオリコン1位も取ったボイメンの『進化理論』が14万枚を売ったのが目立つ程度で、ジャニーズから見れば雲の下の争いに過ぎませんでした。ところがJO1はデビュー作でいきなり32万枚を超えたのですから、もはや別格の存在。なにしろジャニーズ所属グループの2019年シングルランキングに当てはめると、嵐とキンプリ(2作品)に続く堂々4位に相当する数字ですからね。

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