『池の水ぜんぶ抜く』“釣り企画”にクレーム「痛そう」「タイトル変えて!」

| まいじつ
『池の水ぜんぶ抜く』“釣り企画”にクレーム「痛そう」「タイトル変えて!」

3月22日の特番『緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦』(テレビ東京系)で放送されたある企画に、視聴者からクレームが集まっている。

この日も『ロンドンブーツ1号2号』の田村淳らが全国各地で外来種の駆除に奮闘。日本だけでなく、カナダでもロケが行われた。

カナダ・バンクーバーには「怪魚ハンター兄弟」の山根央之氏と山根正之氏が3日間のスケジュールで訪問。両氏は同番組でこれまでにアリゲーターガー、ヨーロッパオオナマズ、アオウオなど、国内外の巨大な魚を釣り上げてきた。

希少なサメ釣り上げハイタッチ

両氏は今回、北半球に生息する体長最大6メートルのシロチョウザメをターゲットに。現地の川はチョウザメの生息数が乱獲のせいで100年前に激減。「絶滅の危機に瀕した川がどれだけ戻っているか知りたい」と口にした。

現地では捕獲を禁止することで個体数が戻ってきたという。2人いわく、「チョウザメにマイクロチップを入れている(らしい)。チップの入った魚にも出会いたいし、誰にも釣られてない魚(チョウザメ)にも出会いたい」と意気込んだ。

両氏は釣り竿を手に船に乗り込むと、エサを入れて5分で釣り竿に手応えが。格闘の末、201センチのチョウザメを捕らえてガッツポーズを見せた。

この後も2人の竿には次々とサメがヒット。釣り人たちはサメのサイズを調べ、データを残してから川に返しているという。釣り上げて「調査」するのは正当なやり方のようだが、サメを釣り上げる行為は〝池の水を抜く〟という企画趣旨からは外れているのではないかとの指摘が多かった。

《チョウザメかわいそう。動物をいじめるな》
《他に捕獲する方法がどうしてもなかったの?》
《釣られたチョウザメ、痛いだろう。かわいそう。釣り人のエゴ》
《池の水ぜんぶ抜くは釣り番組になってしまったのか》
《「池の水ぜんぶ抜く」久しぶりに見たら、 ただの釣り番組になってて草。タイトル変えろよ》
《何で釣りなんてするんやろ…おもんない…趣旨がわからん》
《在来種保護とか外来種駆除じゃないからつまらない》

番組側は、もう少していねいに趣旨を説明した方がよかったのではないだろうか…。

【画像】

Ollyy / Shutterstock

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