東京オリンピック2020の開催を待ち望んでいる人は少なくないと思われるが、その開催が延期されることが決定したとNHKや米紙「USA TODAY」などが報じている。
当初の予定では、2020年7月24日からスタートするはずだった東京オリンピック・パラリンピック。しかし国際オリンピック委員会(IOC)のディック・パウンド委員はマスコミのインタビューに対して「IOCが所持する情報に基づき大会延期が決定された」「大会は7月24日に開始されることは無い」「今後、延期による膨大な影響に対応する」と発言したと報じられている。
・最古参のIOC委員の発言これはIOCのオフィシャルな発表ではないものの、ディック・パウンド委員は最古参のIOC委員として知られており、副会長などを務めたこともあるカリスマ的人物。その彼の発言とあって、オフィシャルの発言と判断している人も少なくないようだ。
さらにディック・パウンド委員は延期されるとすれば1年先、つまり2021年に開催される可能性が高いという。そうなれば、大会の呼称も「東京オリンピック2020」ではなく「東京オリンピック2021」になるのだろうか。
・選手らの健康が第一とにかく、スポーツの大会は重要ではあるものの、なにより選手や観客、そして関係者すべての健康が第一であり、今回の延期に対して賛成意見の人は少なくないのではないだろうか。