花田優一の「日本人は平和ボケしてる」発言に反発噴出の背景

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花田優一の「日本人は平和ボケしてる」発言に反発噴出の背景

 元横綱の貴乃花光司の長男で靴職人の花田優一が4月5日放送の「サンデー・ジャポン」(TBS系)に出演し、コメンテーターとしてのデビューを飾っている。

 かねて自身に対して批判的な言動を浴びせてきた情報番組のコメンテーターらを「大嫌い」と断言する花田だが、この日はまさにそのコメンテーターとしての立場で同番組に登場し、「申し訳ないです。生意気に。申し訳ないです」と低姿勢にコメント。

 また、番組冒頭では東京都の新型コロナウイルスの感染者数のデータに関し、「この人数が本当なのかなって思っちゃう感じはありますけどね。もっともっといそうですけど」と指摘すると、コロナ禍に悩む日本の現状についても「もうすでにニューヨークと同じ現状の可能性もあるわけで。苦しくなると他人を責めたりとか、今の日本人の国民性的に平和ボケしてるかなという印象はありますね」と語った。

「コメンテーターという新たな役割を背負った花田の“初戦”はそれほど尖った発言をすることなく無難に終えた印象ですが、やはりこれまでワイドショーのコメンテーターらとバチバチにやり合ってきた背景があるからか、視聴者の中には花田の言動に不快感を示す声もチラホラ。“日本人の平和ボケ”についての指摘についても、ネットでは『平和ボケを語るには若すぎだろ。違う言葉を使った方が良い。コメンテーターやるなら説得力ある言葉を選びましょう』『偉そうになに言ってる…みんなそう思ってるよ』『なんだろう、彼の発言はしっくりこない』との反発が集まり、花田をコメンテーターに抜擢したTBSに対する怒りの反応も見受けられました。“親の七光で芸能界に現れた男が日本の平和ボケを語るな!”というのが世間からのリアクションのようですね」(テレビ誌ライター)

 もはや何を言っても火の粉が舞い上がってしまう印象の花田だが、今後も「大嫌いだった」コメンテーターとしての本格的な活動を続けていくのだろうか。引き続き、“お騒がせタレント”の一挙手一投足から目が離せそうにない。

(木村慎吾)

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