この資格でナンボ稼げる?(62)「入浴検定」で高める年収と免疫力

| Asagei Biz
温泉

 新型コロナウイルスが猛威を振るう中、温泉地では客足が途絶えて旅館が倒産するケースも出てきました。しかし、こういう時期だからこそ、温泉の効能や正しい入浴法で、免疫力アップに努めてはいかがでしょうか。

 今回、ご紹介する「入浴検定」は、お風呂の歴史や入り方、温泉の種類、入浴剤の効果的な使い方など、入浴に関する幅広い知識が学べる検定です。

 それでは例題を見てみましょう。

〈問1〉中国から日本に伝わり、仏教とともに広まったと言われる入浴。僧たちは入浴の儀式を行う寺院の浴室を庶民にも開放するようになりましたが、そのことを指す言葉は【1】湯浴、【2】沐浴、【3】開浴、【4】施浴のうちどれ?

〈問2〉お風呂で汗を流すことは、代謝を上げ、自律神経を整える効果があるとされていますが、「半身浴」と「全身浴」では、汗をかく量はどちらが多くなるでしょうか? 実際の問題は選択式や記述式の筆記試験で出題されます。例題の答えは〈問1〉が【4】、〈問2〉が「全身浴」となっています。

 半身浴は温まるという誤解が広がっているため、〈問2〉を間違えた人は意外に多かったのではないでしょうか。

 試験は正解率が80%以上なら合格。試験開催地は東京、大阪、名古屋、福岡、札幌の各会場で、受験料は6600円(税込)となっています。

 この検定を受験するメリットとしては、まずは入浴の健康効果を知ることができる点です。

 入浴には「温熱作用」「静水圧作用」「浮力作用」「洗浄作用」「蒸気・香り作用」「粘性・抵抗性作用」「開放・密室作用」など、さまざまな作用による健康効果があると言われています。

 中にはシャワーしか使わないという人がいますが、湯船にしっかりつかることが大切。過去に東京都市大学の研究チームが行った調査では、「毎日湯船につかる人」と「シャワーだけの人」では、前者のほうが12%も「幸福度」が高かったそうです。

 そして、幸福度は年収とも関係があると言われています。ノーベル経済学賞を受賞したプリンストン大学のアンガス・ディートン教授の研究によれば、年収800万円までは収入が増えるにつれて幸福度も上昇していくとのこと。

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