コロナ重症化リスク3倍!「今こそ始める禁煙」応援ガイド

| 日刊大衆
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 喫煙者の行き場がなくなっている。4月1日から改正健康増進法が施行され、屋内施設での喫煙が原則禁止となってしまったのだ。そして、さらにショッキングなのは、志村けんさんが新型コロナによる肺炎で急逝したこと(享年70)。

「志村さんは2016年頃から禁煙していたようですが、もともとは1日3箱というヘビースモーカー。長年の喫煙習慣で肺の機能が落ちていたのでは、と言われています」(芸能記者)

 持病を持つ人が重症化するケースが多いとされている新型コロナだが、喫煙者も同様のリスクが指摘されているのだ。

「アメリカの医学誌に掲載された中国の専門家グループの論文によると、1099人の患者を分析した結果、喫煙者は非喫煙者に比べて、重症化や死亡する割合が約3倍だったと発表されています」(医療関係者)

 そんな中、7日には、国際結核肺疾患連合がタバコ会社に生産・販売をやめるよう、公式に要請したことが判明。喫煙者には厳しい状況となってきた。しかし逆に言えば、禁煙に本気で取り組むには、今が絶好のタイミング。これを機に……というのも手だ。

 禁煙を始める方法はさまざまあるが、最も一般的なのは、タバコを使わずニコチンを摂取するニコチンガム・パッチだろう。

「これらは禁煙時のイライラや落ち着かないなどの症状を抑えてくれる補助アイテム。薬剤師のいる薬局で入手できるので、気軽に始められます」(薬剤師)

 また、昔から「禁煙本」は多数出版されており、最近ではスマホ用に「禁煙支援アプリ」まである。

「アプリを使うと禁煙日数や、吸わなかった本数、節約できた金額などが表示。実績を伝えることで、禁煙者を応援してくれるわけですね」(前同)

 “一人では禁煙できる自信がない”という人には、「禁煙外来」がオススメ。病院で禁煙の治療に取り組むことができ、条件次第では健康保険も適用される。
「最近、禁煙外来にやって来る方が増えています。やはり新型コロナに対する不安を口にしていますね」

 こう語るのは、禁煙外来に対応している『寺尾クリニカ』の寺尾一郎院長だ。禁煙外来は医師のサポートを受けるため、成功しやすいといわれているが……。

 この続きは現在発売中の『週刊大衆』4月27日号で。

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