深田恭子「史上最高のカラダ」変遷史(3)むっちり派ファンに応えて…

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深田恭子「史上最高のカラダ」変遷史(3)むっちり派ファンに応えて…

 14歳で芸能界デビューした深キョンの写真集が売れたのは、98年冬に発売した2冊目の「COLORS」(学習研究社)だった。

 この年は、ドラマ「神様、もう少しだけ」(フジテレビ系)でHIVに感染した女子高生のヒロイン役を演じ、15歳ながら金城武(46)とのキスシーンが話題になり、最終回の視聴率は28.3%を記録している。

「ドラマ人気の追い風に乗って、20万部を突破する大ヒットになりました。『COLORS』で初めてビキニを披露したのですが、当時は女優としてブレイクしていたので、ホリプロ関係者の間では『これが最初で最後の水着』と言われていたんです」(芸能デスク)

 その心配が杞憂に終わっているのは、これまでの作品を見れば一目瞭然だが、その頃は長所のむっちりボディが悩みの種だったという。

「20代になってお酒を覚えてからは麻布十番などを飲み歩き、最後にラーメンを食べるのがお決まりのコースでした。写真集の撮影前に食事制限をしても、撮影が終われば暴飲暴食をしてすぐに太ってしまう。ムチムチというよりは、くびれもなくてぽっちゃり体型になっていました」(芸能プロ関係者)

 女優としては、04年に映画「下妻物語」(東宝)でロリータコスプレで新境地を開拓。が、ボディのほうは依然「ぽっちゃり期」に入ったままで、肌露出は控えめだった。

 その深キョンに転機が訪れたのは、09年に公開された映画「ヤッターマン」(松竹・日活)で、色っぽい悪女・ドロンジョを演じてからだ。

「ジム通いや食事制限でセクシーなドロンジョコスプレを着こなしていましたが、少し派手なアクションをすると衣装が破けたり、スカートのホックが外れることがあったんです。それを機に、ボディメイクに取り組むようになりました」(芸能プロ関係者)

 トレーニングに目覚めた10年の28歳で出した写真集「EXOTIQUE」(ワニブックス)では、インドネシア・バリ島で撮影を行い、バキバキの体で水着姿を披露している。

「それでも、古参のファンにはむっちり派が多く、あまり評判がよくなかったんです」(出版関係者)

 そこからファンの求める深キョンボディへの試行錯誤が始まる。

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