天才テリー伊藤対談「麻丘めぐみ」(4)いつもTシャツとジーパンの理由は

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天才テリー伊藤対談「麻丘めぐみ」(4)いつもTシャツとジーパンの理由は

テリー せっかくこんなすてきなアルバムが出たんだから、ファンとしてはコンサートが見たいところですね。だけどコロナウイルスが収束しないと、なかなか難しいかな。

麻丘 そうですね。あと自分の中では、もうちょっといろんなことを消化したあとで、という気持ちもあるんです。

テリー 曲の歌い方、とかですか?

麻丘 それはもちろんなんですが、どうすればすてきなコンサートができるのか、コンセプトも含めてもっといろいろ考えたいんです。普通の歌手の方は、アルバム発売後すぐにコンサート、みたいなサイクルでやっていますけれど、私は私の歩幅でゆっくりやりたいというか‥‥、じっくり活動していければと思っているので。

テリー ああ、アイドルの時代が目まぐるしすぎたからね。そういえばフォトブックのインタビューで、「雑誌の撮影は、ほとんど私服だった」と答えていたのにもビックリしたんですよ。当時はスタイリストがいなかったんですか。

麻丘 はい、スタイリストもヘアメイクもいなかったんです。

テリー じゃあ、この中の写真のほとんどが私服?

麻丘 シングル1枚出す際に、事務所が衣装を2枚作ってくれていたんですが、もちろん、それだけだと足りなくて。とはいえ、お給料も安かったので、毎日ジーパンをはいて、Tシャツは母が500円ぐらいのものをどこかでまとめて買ってきてくれたものを着て。

テリー ああ、当時のめぐみさんといえばTシャツとジーパン姿がトレードマークなんてイメージがありましたけど‥‥。

麻丘 そういう理由なんですよ。いろんな記事で「めぐみちゃんはジーパンとTシャツが大好き」なんて書かれていましたが、実際には「これしか着るものがないんです」というのが本当の話でね(笑)。

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