外出禁止中に家の中でマラソン、36時間かけて263kmを走り切る「よく飽きなかったな」驚きの声

| リアルライブ
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 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、多くの国で外出禁止措置が取られているが、海外ではそんな中、工夫して家の中でマラソンを楽しんだ人がいる。

 外出禁止措置が取られているマレーシア・セランゴール州で、若い男性が家の中でマラソンをし、36時間掛けて合計263キロを走ったと、海外ニュースサイト『TheSmartLocal』と『Malay Mail』が4月7日までに報じた。

 報道によると、男性は4月4日の午前6時頃から、自宅内をコースにしてマラソンをし始めたという。マレーシアは4月4日時点で、全土で外出禁止措置が取られており、外で運動をすることは禁止されていた。
 男性は2階建ての自宅の1階部分のみをランニングコースとし、玄関からリビングルーム、キッチンの1周約50メートルのルートを延々と回り続けたそうだ。男性は自宅にある家具を避けながら、36時間走り続け、合計263キロメートル走ったという。『TheSmartLocal』は、男性は玄関からリビングルーム、キッチンまでのコースを5260回、回ったと報告している。『TheSmartLocal』によると、男性は距離と36時間走り続けたという証拠をアプリケーションで記録し、残していたそうだ。

 男性はキッチンを給水所に見立て、食事や水分補給をしていたという。キッチンには走りながら片手で食べられる食べ物や飲み物を置いていたそうだ。

 このニュースが世界に広がると、ネット上では「家の中でもアイデア次第でなんでもできるんだな」「アプリで記録しているから嘘ではないと思うけど、同じ景色を36時間見続けてよく飽きなかったな」「家族がいたら家族は迷惑ではなかったのか。足音が響いていたら近所の人も騒音が気になったかも」などの声が挙がっていた。

 海外には、外出禁止措置中に工夫してマラソンをした人が他にもいる。
 フランス・オート=ガロンヌに住む32歳の男性が、自宅マンションのバルコニーで42.195キロメートルを走ったと、海外ニュースサイト『CNN』が3月25日に報じた。同記事によると、男性は外出禁止措置により外でマラソンができなくなったため、自宅のバルコニーでフルマラソンの距離を走ろうと思いついたそうだ。

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