今年の春、突然のコロナ・ショックに見舞われたテレビ業界。バラエティーの収録も次々と打ち切られ、番組表は「再放送」「総集編」で埋め尽くされた。今も巣ごもり生活を余儀なくされている業界人が「リモート出演」でテレビの舞台裏を語り尽くした。
A=キー局社員
B=ディレクター
C=テレビ誌ライター
——今回は「好感度」をテーマに語っていただきたいと思っております。
A 業界の好感度って言われても困っちゃうよね。だって、そんなに悪いヤツはいないし。現場の好感度が最悪だったらとっくに干されるでしょ。
B あ、でも耳の「感度」が疑われているのが和田アキ子さん。いろんなタレントから「局の廊下で挨拶したけど無視された」って報告があがっているようだ。
C それは聞いたことあります。指原莉乃が局ですれ違った時に「お疲れ様です!」ってきちんと頭を下げたのに、アッコさんは完全無視して通り過ぎてしまったとか。芸能界きっての人格者と知られる指原も、さすがに「ちょっと今のどう思う?」と一緒にいた女性スタッフに愚痴を漏らしたとか。
B ホラン千秋もアッコさんの“被害”にあった一人。すれ違った時に挨拶したが顔も見られず無視されたようで……。「ホランが一瞬キッと睨んでいた」ように見えたという証言もあるけど、苦笑いするしかなかったようだ。もしかしたらアッコさん、聴力に何かしらの不安を抱えているのかも……。
A そういう意味でも「耳」は大事な商売道具。今やCM女王の貫録が漂う渡辺直美のこだわりはハンパないようで、過去にはかなり高い買い物をしたことが話題になった。
B 渡辺はあまりプライベートを明かさないだけに気になるな。
A それがヘッドホン。赤坂の家電量販店でマネージャーと一緒にヘッドホンを探していて……。店員さんを呼んだかと思ったら「一番高いのください。一番高いのね」って念押してて(笑)。
C へぇ〜、さすがに音楽ネタをやるし、音にはこだわりがあるんだね。
A 実はその前に性能とか特徴とか30分くらい店員さんを質問攻めにしていたらしいんだよね。で、結局は「一番高いの」って言われた時の店員さんはかなりショックだったみたい。