6月16日からスタートする吉川晃司主演のドラマ「探偵・由利麟太郎」（フジテレビ系）。吉川にとって地上波の連ドラ初主演となるこの作品は、横溝正史の本格長編小説「由利麟太郎」シリーズを映像化したもの。5回に渡って放送される。
「吉川が演じるのは白髪の名探偵・由利麟太郎。その助手・ミステリー作家志望の青年・三津木俊助役に志尊淳が起用されました。京都を舞台に、おどろおどろしい横溝ワールドを現代風にアレンジしたホラーミステリー。ドラマの撮影も既に終了しているとのことです」（テレビ誌ライター）
志尊が演じる俊助は由利を尊敬しており、その想い余って自分の小説そっちのけでWEBサイトで「由利麟太郎の事件簿」を運営するという役どころ。志尊は「今回お話を頂き、やらせて頂く背景で大きかった要因の一つとして、吉川晃司さんとのバディというところがありました」とコメント。吉川も「助手の俊助を演じている（志尊）淳はとても勘が良く、頭の回転も速い。由利との関係性もうまく出ているんじゃないでしょうか。セリフの量では淳が主役です（笑）」と述べている。
これまであまり接点のなさそうな2人だが、この共演に熱狂する“マニア”がいるという。
「吉川は、2010年に公開された映画『仮面ライダー×仮面ライダー オーズ＆ダブル feat.スカル MOVIE大戦CORE』で仮面ライダースカルを演じています。一方の志尊は、2014年に放送された『烈車戦隊トッキュウジャー』（テレビ朝日系）にて、主演のライト・トッキュウ1号に扮した。そのため『スカルとトッキュウ1号とは』『トッキュウ1号を従えた仮面ライダースカル……キラキラしてんな』『ライダースカルが探偵で、トッキュウ1号と共演！！』など、マニアックなコメントが続出しているのです」（エンタメ誌ライター）
“仮面ライダー×戦隊ヒーロー”が、まさかの横溝正史ドラマで合体。果たしてどんなバディぶりを見せてくれるのか。
（窪田史朗）