image:写真AC
人工知能は日々進化し、2045年には人工知能が人間を超えるという、いわゆる「2045年問題」があります。現在では、まだまだSFの世界の話のようなものとしか考えられないのですが、実はその足音は徐々に近づいているのであります。そんな中、こちらの記事によりますとついに人工知能が、人間の感情を理解しだしているというのです。
Artificial intelligence can guess your personality from a SELFIE - but it is better at judging women than men. https://t.co/uMXOTjqfoT
— Roy Eacups (@RoyEacups) May 22, 2020
そんなか、こちらのAIでは写真などから相手の感情を推測することができるということです。確率としては58%の精度で、男性よりも女性の方が正確に読み取ることが可能。
機械も男性よりも女性の方が、感情が表に出やすいことがわかっているようですね。
研究によれば、口の幅や唇・目の高さなど人の顔128パターンを総合評価させ、人工ニューラルネットワークを構築し実験を行ったということです。
これが事実であれば、本当の意味でもはやAIは人間を超えているのかもしれません。そもそも人間ですら、相手の感情を把握するのは難しいわけです。起こっている・笑っている・泣いているなどの原始的な感情はわかりますが、写真などから推測する、微妙な感情はなかなか難しいもので、表面上は笑っているが心は泣いているなどという複雑な状況はなかなか難しい。
Source:DailyMail
ビッグ5を測定するさて今回の研究方法としては、測定されたデーターを使用し、開放性、誠実性、外向性、協調性、神経症傾向などいわゆる、心理学的によく使われる「ビッグ5理論」を分類し性格を解析していったということです。
ビッグ・ファイブ理論とは、名前の通り、性格は5つの独立した要素から成り立つことを説明した理論です。