阪神・藤川、9年ぶりのセーブ王獲得へチャンス到来か ライバル投手と明暗を分ける好条件とは

| リアルライブ
藤川球児

 クライマックスシリーズが“消滅”なら、タイトル争いが変わる。ベテラン・藤川球児が2011年以来となる最多セーブのタイトルを獲得するかもしれない。

 日本野球機構(NPB)が6月19日の開幕を正式に発表した(5月25日)。

 「東京など5都道県の緊急事態宣言が解除されるのを待っていたんです」(関係者)

 だが、斉藤惇コミッショナーはこうも明かしている。

「競技後の疲労で、一時的に抵抗力が落ちる可能性がある選手への配慮が求められたため、延長戦なしの9回打ち切りや、開始から3時間半を過ぎたら、新しいイニングに入らないなど…」

 選手への配慮は必至。詳細な取り決めについてはこれからのようだ。その関連で明かされたのが、セ・リーグがクライマックスシリーズの開催に難色を示しているということ。理由は簡単だ。セ6球団の本拠地球場のうち、雨天の影響を受けないドーム球場は2つしかない。雨期、台風のシーズンに試合を消化できない可能性が高く、“強気”になれなかったのだ。

 「セ・リーグとパ・リーグで日本シリーズ進出チームの決め方が異なるかもしれません。高校球児の夏の甲子園大会が中止になるので、その間、甲子園での阪神の主催ゲームが組み直されています」(前出・同)

 クライマックスシリーズが開催されないとなれば、影響を受けやすいのは個人タイトル争いだ。
 「120試合を行う予定。ひょっとしたら、100試合くらいで優勝が決まってしまうかもしれません。そうなると、ひと昔前までよく言われていた『消化試合』が発生します。消化試合になれば、ファンの関心は個人タイトルのみになり…」(ベテラン記者)

 打率、防御率のように数字が上下するものと、本塁打、打点、最多勝、セーブ王のように数字を積み上げていくタイトルがある。かつてのプロ野球では、同僚に本塁打王などの“積み上げ型のタイトル”を獲得させるため、ライバル選手を敬遠するシーンがあった。これらはクライマックスシリーズの導入により、最終戦を終えるまで同進出チームが決まらなくなり、“真剣勝負”によって無くなったが…。

 「いや、屋根のない甲子園球場を本拠地にする阪神の藤川にとっては追い風ですよ。

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